シンポニー単剤の効果

対象患者さん

・20〜75歳
・1987年のACRの関節リウマチ分類基準で関節リウマチと分類されている
・DMARD(抗リウマチ薬)による治療にも関わらず、以下のような活動性がある(①、かつ②〜⑥の②つ以上を満たす)
 ①6ヶ所以上の腫脹関節と6ヶ所以上の圧痛関節がある
 ②CRP≧2.0mg/dL
 ③赤沈≧28mm/h
 ④朝のこわばりが30分以上ある
 ⑤レントゲン上骨びらんが存在する
 ⑥抗CCP抗体またはRFが陽性
→色々と項目を書いていますが、要は他の治療をしてもなお疾患活動性の高い患者さんが対象、ということです。

シンポニーの投与方法

・Phase2/3
・他施設、ランダム化、二重盲検化、コントロール試験
→このあたりは読み流して下さい。要は試験結果が公平に出るようにしている、ということです。

シンポニーは4週に1回投与する薬剤ですが、
1回に100mg(2本)、1回に50mg(1本)、1回に0mg(投与しない=プラセボと言います)の3つのグループに患者さんを分けています
→3つのグループに分けることによって、シンポニーに実際に効果があるのか(プラセボとの比較)が分かるわけです。

治療薬

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シンポニーの効果