フォルテオとプラリアどちらを先に使う?
今回は骨粗鬆症治療薬を使用する順番についての話題です。
骨粗鬆症の治療薬も数が増えてきましたが、一部の薬剤では使用期間が1年や2年など限られているものがあり、使用期間が終了すれば薬剤の変更をする必要が出てきます。
その際に使用する順番に注意が必要な薬剤がごく一部あり、今回はその話題をご紹介します。DATA-switchingという試験です。
テリパラチド(商品名:フォルテオ、テリボン)という薬は骨を作る働きを強くするタイプの骨粗鬆症治療薬ですが、使用期間は2年間のみに限られています。
一方で、デノスマブ(商品名:プラリア)という薬は骨の破壊を防ぐタイプの骨粗鬆症治療薬です。
この2つの薬は使用する順番を間違えると効果が落ちてしまいますので注意が必要です。
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