2021年 明けましておめでとうございます
明けましておめでとうございます。
2020年はコロナウイルスに始まり、終始その対応に追われ、環境も大きく変わった方が多かったかと思います。まだまだ気を許せない状況ではありますが、こういった感染症はいずれは必ず収束します。ヒトと病原菌との戦いというのは、それだけで1冊の教科書が書けるほどの歴史があるものですが、必ず人は打ち勝っています。まだ安全性に問題はあるかもしれませんが、ワクチンというのもそのための大きな武器です。2021年はコロナウイルスとの戦いの収束が見え始める年になることを祈っています。
さて、私にとっても2020年は大きな転機となった年です。当院開業です。2019年までは大きな病院の医師の一人としてリウマチ・膠原病診療に携わってきましたが、2020年からは違った形でリウマチ・膠原病診療と関わることになりました。
それまでは自分が主治医として治療をすることによって、リウマチ・膠原病患者さんが少しでも良くなるように努めてきました。しかし、治療を受けていても困っている患者さんというのはたくさんいらっしゃる、ということを感じていました。こういった患者さんが少しでも少なくなるようにという思いから2020年、当院を開業するに至りました。
リウマチの治療を受けているけど、自分が受けている治療はこれで正しいんだろうか?
まだ症状が残っているけど、これが限界なんだろうか?もっと良くなる方法は無いのか?
症状が残っているのに治療はずっと変わっていないけど、これでいいんだろうか?
リウマチについて聞きたいことは色々あるのに主治医の先生は忙しそうだからなかなか聞けない。
リウマチだから結婚・妊娠はあきらめよう
こういった疑問や不安を感じていませんか?
当院はセカンドオピニオン専門です。セカンドオピニオンというと敷居が高いように感じてしまいますが、私の思いは、このような疑問や不安を少しでも解消して、上手にリウマチ・膠原病と付き合ってほしい、というところにあります。こういった疑問・不安を抱えておられる患者さんはたくさんおられると思います。
保険診療はしておりませんが、その分、融通はききやすいクリニックです。往診専門ですので、私が行ける範囲であればどこにお住まいの方でも診療可能です。是非お気軽にご相談下さい。
また、ホームページでは毎週、患者さん向けのブログを書いています。少し難しいと感じる部分もあると思いますが、なるべく分かりやすく説明するよう心がけています。医師はどのような情報をもとに治療方針を決めているのか、というところを感じてもらったり、自分が使っている薬やその候補になるような薬のことを知ってもらうのが目的です。私たちがもつべき知識のほんのわずかしか紹介はできませんが、少しでもお役立て頂ければ幸いです。
今年1年、皆様にとりまして、よりよい1年になることをお祈りしております。
2021年1月1日 福井 潤